2003.10.11
長期熟成酒研究会
長期熟成酒を楽しむ会 大阪会場
 

私が日本酒の世界にはまったきっかけは、古酒を飲んだことだった。

10年以上もかけて熟成されたお酒というのは、本当に造りがしっかりしたお酒だと教えられ、
それでは「造りのしっかりしたお酒」とは、どういうお酒なのかと追求し始めて、今に至る。
そんな、わたしにとっての原点とも言える、古酒(長期熟成酒)の会の大阪会場に参加した。

早めに受付を済ませて、誰か見知った人はいないかとロビーを見回していると、年輩の方が
私に向かって手を振っている。「誰だろう・・・?」一瞬、記憶が出て来なかったが、名札を
見て思い出す。2月に「李白」体験醸造に参加した、きき酒師の岐阜の「ちゅう六」さんだ。
同席していた「春鹿」の菅原さんを紹介され、しばらくお話をしていると、最近すっかり飲み
友達になった飯島君が合流。いつも姫路から御苦労さんだ。

会場へ入場すると、私のテーブルの隣に奈良・千代酒造の堺専務が座られた。お若いのに、
本当に礼儀正しい、好感の持てる方だ。千代酒造は過去にお邪魔したことがあり、その時の蔵人
(那須さん)のことをお聞きすると、今年は大師(麹の責任者)を務められるとのこと。重要な
役割を、知っている蔵人さんが務められると思うと、なんだか少し嬉しい。

さて、会の方は、挨拶があり、参加蔵元の紹介があり、乾杯が終わると、やっとお目当てのお酒
と料理に各自手を伸ばす。同じテーブルの蔵元とお話したり、ブースのお酒を味わいにうろうろ
したり、お目当ての蔵元(私の場合は、もちろん「達磨正宗」の白木滋里さん)とお話したり。
本当は、参加された他の方々や、普段お会いできない蔵元さんと、もっとじっくりお話できると
良かったのだが、1時間半程度では全然物足りない。熱心なファンが、蔵を訪問したくなる気持
ちが、よくわかる気がした。

 
会が終わって、どうも物足りないので、飯島君と難波の「山三」へ。1年以上ご無沙汰だが、
お店の奥さんが覚えて下さっていて感激。しかし秘蔵酒「酒源」3年貯蔵は、もう入手不可能の
ため味わえず。廃業で飲めなくなる銘柄が増えることに、やるせない寂しさを覚え、帰路についた。


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