李白酒造 体験実習
(2003.2.15〜17)

<初日>

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)主催の、毎年恒例の蔵元体験実習。
去年は、きき酒師の資格を取ったばかりで実感もなく、また事情(引っ越しなど)により
参加できなかったが、今年はぜひとも参加しようと思い、わりと好きな蔵である、松江の
李白酒造に実習を申し込み、希望がかなった。

寒さもやや和らいできた2月15日。久しぶりの一人旅気分で、松江に向かう。
新幹線で岡山経由、特急に乗り換えてからが長かった。山また山の中をうねうねと電車は
進み、いいかげんお尻が痛くなってきた頃に、鳥取の名峰・大山が見えてきた。雪を頂く
姿は、約10年ぶりに見たが、素晴らしい景色だった。旅への期待感が一気に高まった。

松江に到着して、集合時間まで少し余裕があったので、宿泊するホテルの近くにある蔵元
「豊の秋」を何気なく見に行く。残念ながら蔵見学は(事前申し込みもしていないので)
あきらめて、直売所(この建物がかつて造り蔵だったという)でお店の人と話しながら、
お酒を数種類試飲した。純米酒や純米古酒、本醸造など、どれもお米の旨味が感じられ、
なかなか私好みのお酒だったので、地元でしか買えない普通酒と本醸造を土産に買った。

集合時間よりかなり早めにホテルに到着。次々に今回の参加者とおぼしき人が集まる。
初参加の要領悪さもあり、結局コーディネーターの方(地元の酒屋の店主)が到着する
まで、言葉を交わすことはない・・・と思われたが、ひとりだけ見た顔が。実は前の週
に、河内長野の「天野酒」蔵見学に参加した際に出会った「SAKE王国」のヒデさんが、
今回の実習の仲間だった。しかも実習五回目の大ベテラン。これはとても心強い。

実習メンバーは全部で12名。ほとんどが業界関係者(酒販・飲食・酒類メーカー)
だったが、業界無関係も、私やヒデさんを含めて4名いた。かなり高い割合と思う。
スケジュール説明のあと、まずは夕食。メンバーの中に、居酒屋経営者(ホテルから
徒歩30秒の距離の店)がいて、その方の御好意で、そのお店で食事と交流会になる。

つくづく思うのは、旨いお酒の不思議な力。ほとんど初対面の参加者が、30分もたたず
に、旨い地酒と料理をきっかけにすっかり仲良しになってしまう。誰がどういうお酒を
好きか、お互いに話し、料理との相性を楽しむ。仕事の話は野暮。かなり飲んだが、勢い
ついて私を含む数名が二次会へ。ただし、酒はなし。純粋に名物「出雲そば」を味わった。
 

<二日目へ>

戻る