渡部和洋酒店(新居浜市東田)
 

<無知を思い知る>

インターネットで見つけた(といってもホームページを作っているわけではなく、
関連情報として)、地酒専門店の渡部和洋酒店に電話をかけて、すぐに訪問した。
どうも、私を酒造関係者と勘違いされたようで、店長さんに「なんでこちらに
来られた?」と、口調はやんわりだが厳しい雰囲気で聞かれた。経緯を説明して、
単に趣味で地酒の蔵元や専門店を訪れていること、仕事は印刷会社勤務であること
を(名刺を渡して)納得していただくと、厳しい雰囲気が消え、気のいいお爺さん
になった。・・・それから30分ほど、店長さんのお話をうかがううちに、
「この店は、愛媛はおろか四国でも超有名な地酒専門店やったんや!」
ということを、そして自分の無知を思い知らされた・・・。

<越乃寒梅の価格>

地酒に詳しい人なら誰でも知っている新潟の銘柄「越乃寒梅」。
でも、この銘柄の種類と価格を正確に知っている人は、流通業界でもそんなには
いないのではないだろうか? ましてや一般消費者の私などは、「変にプレミア
がついて、やたら高いお酒」というイメージがあり、味わったこともないのに、
良心的でない地酒という誤った認識をしていた。・・・このお店を訪れるまでは。
店長さんのお話では、10年通って直接取り引きを認められたとのこと。愛媛は
おろか、四国で唯一「越乃寒梅」の正規特約店。もちろん価格もプレミアなしの
正しい価格。「久保田」の時(さかや栗原訪問の時)以上に「こんなに安いお酒
やったんか!!」という驚きと、異常なプレミアに対する憤りを感じた。

<愛媛の地酒「京ひな」>

30年もの長きにわたって、地酒の発掘と販売に尽力してきた店長さんに、保管庫
(店頭は空瓶のみ陳列、在庫はすべて冷蔵保管という徹底ぶり)を案内していただく。
地酒ファンなら一度は聞いたことのある有名銘柄がごろごろ、しかも10年以上
前の酒までも保管している。それこそ莫大な財産であろう・・・。有名銘柄だけで
なく、聞いたこともない銘柄(しかも全国各地の)も、そこら中にごろごろ・・・。
さらに驚くことに、愛媛の地酒「京ひな」のオリジナルブランドの企画まで携わって
いるとのこと。「京ひな」蔵元の酒六酒造の社長とともに、様々な名酒を生み出して
こられた。「吹毛剣」は私も知っていたが、他のブランドは知らなかった。それも
そのはず。どれも限定品で、多くて800本しか造らないとのこと。お薦めの酒を
店長さんに選んでもらう。「これなら間違いない!」と、大吟醸(1.8Lで3,050円)
を出されたので、信頼して買って帰った。(飲んだ結果は近いうちに報告します)
 

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